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クリック率を高めるメタディスクリプションの書き方を解説【テンプレ付き】

この記事で解決できる悩み ・メタディスクリプションって何? ・メタディスクリプションは設定しないといけないの? ・メタディスクリプションの書き方が知りたい! 上記の悩みや疑問を解決します。 メタディスクリプションは、SEOにおいて重要なCTR(クリック率)を高める効果が期待できるので、設定しておくのがおすすめです。 しかし、メタディスクリプションの重要性がわからなかったり、どうやって書けばいいのかわからない方も多いでしょう。 そこで本記事では、メタディスクリプションの基礎知識や書き方をテンプレート付きで解説しています。 テンプレートを参考にすれば、ブログ初心者でも簡単にメタディスクリプションを作れるので、ぜひ読んでみてください。

メタディスクリプションとは?

メタディスクリプション(Meta description)とは、Webページの概要をクローラーに伝えるためのHTMLタグのひとつを指します。

検索ページを訪れたユーザーにコンテンツの要点や魅力を伝え、クリックを促す役割があります。

メタディスクリプションは、狙っているキーワードやコンテンツの内容を適切に入れつつ、ユーザーの興味を引く魅力的な文章を書くことが重要です。

思わずクリックしたくなる魅力的なメタディスクリプションを書ければ、多くのユーザーからクリックされ、クリック率がアップします。

メタディスクリプションが表示される場所

メタディスクリプションは、タイトルの下にあるスニペットに表示されます。

メタディスクリプションを設定していれば基本的には表示されますが、必ず反映されるわけではないので注意が必要です。

メタディスクリプションを設定したあとに、スニペットに反映されているか確認するとよいでしょう。

メタディスクリプションの重要性

メタディスクリプションは軽視されがちですが、クリック率を高めるために重要な役割があります。

1,000人を対象にしたアンケート結果によると、全体の33.6%がクリックする際にメタディスクリプションを基準にしているのです。

タイトルほど重要ではありませんが、メタディスクリプションもクリック率に大きく関係していることがわかります。

そのため、メタディスクリプションを設定しておくことをおすすめします。

タディスクリプションの文字数の目安は70~90文字

メタディスクリプションの文字数は何文字が適切か気になる方も多いでしょう。

文字が多すぎると、検索画面で「...」と文字が省略されてしまうので、適切な文字数を知っておくことは大切です。

上位表示されているWebサイトのスニペットを調べてみたところ※、切れずに反映されていた文字数は71~91文字、平均は77.6文字でした。

そのため、70~90文字程度を目安と捉えるとよいでしょう。

ただし、表示できる文字数はデバイスやWebサイトごとに異なるので、あくまで目安程度に捉えてください。

※調査概要※ キーワード「メタディスクリプション」の上位10記事が対象。ただし、スニペットが切れずに反映されていた記事は除外。

メタディスクリプションとディスクリプションの違い

メタディスクリプションと似た言葉に「ディスクリプション」があります。

メタディスクリプションもディスクリプションも意味は同じで、Webページの概要をクローラーに伝えるためのHTMLタグのひとつです。

SEOに効果的なメタディスクリプションの書き方【例文あり】

ここではSEOに効果的なメタディスクリプションの書き方について解説します。

メタディスクリプションの書き方

  • キーワードを含める
  • ユーザーの悩みを書く
  • ユーザーの悩みをフォローする
  • ターゲットを伝える
  • コンテンツの内容を紹介する
  • コンテンツを読むベネフィットを伝える
  • アクションを促す

効果的な書き方はキーワードによって異なるので、いろいろ試してみてください。

キーワードを含める

キーワードとマッチしていると太字になって目立つので、キーワードは必ず含めましょう。

ただし、不自然なほどキーワードを入れるとユーザーの不信感につながるので、入れすぎないように注意してください。

ユーザーの悩みを書く

ユーザーの悩みをメタディスクリプションの冒頭に書くのも効果的です。

悩みを書くことで「このコンテンツは自分の悩みを解決してくれそう」と期待される可能性が高くなります。

ユーザーの悩みの例文

  • 「メタディスクリプションにどんなことを書けばいいのかわからない......」
  • 「メタディスクリプションって設定しないといけないの?」

また、こちらからユーザーの悩みに問いかける方法もあります。

悩みを問いかける例文

  • クリック率を高めるメタディスクリプションの書き方を知りたくないですか?
  • メタディスクリプションを設定したほうが良いのか、迷っていませんか?

冒頭に悩みや問いかけを書くと目立ち、ほかのWebサイトとの差別化にもつながります。

ユーザーの悩みをフォローする

前述したユーザーの悩みと、セットで使います。

ユーザーの悩みをフォローした例文

「メタディスクリプションって設定しないといけないの?」結論からいうと、クリック率を高める効果があるので設定すべきです。

「ユーザーの悩み→コンテンツの内容を紹介」だと展開が唐突なので、悩みをフォローすることで唐突さをカバーします。

ターゲットを伝える

メタディスクリプションの冒頭で、ターゲットを伝える方法もあります。

ターゲットを伝える例文

  • 【ブログ初心者必見】
  • 【初心者向け】

ターゲットを冒頭で伝えることで「自分が知りたい情報がありそう」と、ユーザーに伝える効果があります。

コンテンツの内容を紹介する

メタディスクリプションの後半で、コンテンツの内容を紹介するのも効果的です。

ユーザーは悩みや疑問を解決するためにインターネット検索をしているので、コンテンツに自分の知りたい情報があるとわかれば、クリックされる可能性が高くなります。

コンテンツの内容を紹介した例文

  • 本記事では、メタディスクリプションの基礎知識や書き方について解説しています。
  • この記事では、ブログ初心者が挫折を避けるための方法を解説しています。

コンテンツの内容紹介がもっとも重要だといえるので、メタディスクリプションを設定する際に含めることをおすすめします。

コンテンツを読むベネフィットを伝える

ベネフィットとは、商品やサービスを利用することで得られる利益を指します。

ベネフィットを伝えることで「この記事を読めば良いことがありそうだ」とユーザーに期待感を持ってもらえます。

ベネフィットを伝える例文

  • メタディスクリプションを設定することで、クリック率を高める効果が期待できます。
  • この記事を読めばブログでの挫折を避け、楽しくブログを継続できるようになりますよ。

ユーザーの期待値を高めればクリック率が高まるので、ぜひ試してみてください。

アクションを促す

アクションを促すことで、コンテンツを読んでもらいやすくなります。

アクションを促す例文

  • 「ぜひ参考にしてください」
  • 「ぜひ最後まで読んでみてください」
  • 「ブログ初心者は必見です」

メタディスクリプションのテンプレート一覧

ここではメタディスクリプションのテンプレートを紹介します。

メタディスクリプションを設定する際に、参考にしてください。

テンプレートその1

「ブログで記事を書くのが大変すぎる。挫折しそう」

→ユーザーの悩み

初心者のうちは文章を書くことが大変なので、挫折する人も少なくありません。

→ユーザーの悩みをフォロー

本記事では、ブログ初心者が挫折を避けるための方法を解説しています。

→コンテンツの内容を紹介

ブログで挫折寸前の方は必見です。

→アクションを促す(計108文字)


テンプレートその2

【ブログ初心者必見】

→ターゲットを伝える

本記事では、SEO対策に欠かせない「メタディスクリプション」の基礎知識や効果的な書き方について解説しています。

→コンテンツの内容を紹介

「検索順位が低くて、ぜんぜん記事が読まれない」と悩んでいる方は、ぜひ読んでみてください。

→ユーザーの悩み+アクションを促す(計107文字)

テンプレートその3

クリック率を高めるメタディスクリプションの書き方について知りたいですか?

→読者の悩みに対しての問いかけ


本記事では、メタディスクリプションの概要説明や効果的な書き方について解説します。

→コンテンツの内容を紹介


メタディスクリプションをマスターしたい方は、ぜひ読んでみてください。

→アクションを促す(計110文字)

メタディスクリプションの書き方のまとめ

メタディスクリプションの書き方をおさらいします。

  • キーワードを含める
  • ユーザーの悩みを書く
  • ユーザーの悩みをフォローする
  • ターゲットを伝える
  • コンテンツの内容を紹介する
  • コンテンツを読むベネフィットを伝える
  • アクションを促す

適切な書き方はキーワードごとに異なるので、いろいろな書き方を試してみてください。

用意したテンプレートは、そのまま使ってもアレンジして使っても構いません。

メタディスクリプションはクリックする際の基準において、タイトルほど重要ではありませんが、前述したように全体の約30%の人がクリックする際の基準としているので、軽視するのは問題があります。

この記事の内容を参考に、ぜひクリック率を高めるメタディスクリプションを設定してみてください。