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【超重要】検索意図の調べ方をブログ初心者でもわかるように解説

この記事で解決できる悩み ・検索意図って何? ・検索意図を調べる方法が知りたい! ・検索意図を調べるのに便利なツールって何かある? 検索意図は、Webマーケティング担当者であれブロガーであれ、SEOに取り組む方には必須の知識といえます。 検索意図をコンテンツ作りに反映していないと、ユーザーが求める情報を提供できないからです。 Googleは、ユーザーが求める情報を提供しているコンテンツを高く評価するので、検索意図がわからないとSEOにおいてマイナスです。 そこで本記事では、検索意図の調べ方について詳しく解説します。 この記事を読むことで検索意図の調べ方を理解し、ユーザーの求める情報を提供できるコンテンツを作れるようになります。 検索意図を理解しSEOで成果を出したい方は、ぜひ参考にしてください。

SEOにおける検索意図とは?

検索意図とは、ユーザーがキーワードを検索した目的を指します。

キーワードによって検索意図は変わり、キーワードごとに検索意図を正確に読み取れるかがSEOにおいて重要です。

例えば、ビッグキーワード(語数が1~2語のキーワード)ほど検索意図が多くなるので、詳細に検索意図を探す必要があります。

一方、ロングテールキーワード(語数が3~4語のキーワード)は検索意図が絞られているので、ユーザーのニーズを満たせるコンテンツを容易に作れるのです。

昨今のSEOでは、検索意図が網羅された読者ニーズを満たせる記事が求められています。

そのためSEOで成果を出すには、検索意図を網羅した記事を作り、多くのユーザーの役に立つコンテンツを提供することが大切です。

検索意図の種類

ここでは検索意図の種類について解説します。

Knowクエリ

Doクエリ

Goクエリ

Buyクエリ

Knowクエリ

Knowクエリは、ユーザーが特定の情報や知識を求めて検索するときに使うキーワードを指します。

例えば、下記の検索クエリが該当します。

  • 検索意図とは
  • ダイエットサプリ 効果
  • m1 歴代優勝
  • 青汁 レビュー
  • 初心者 筋トレ メニュー

何かを知りたいニーズのあるユーザーが、上記のようなキーワードを入力して検索します。

Doクエリ

検索したキーワードのやり方や手順が知りたい場合は、Doクエリに該当します。

Doクエリの例は下記のとおりです。

  • ブログ 始め方
  • スマホ 選び方
  • カレー 作り方
  • アフィリエイト 稼ぎ方
  • 窓 掃除 手順

Doクエリはおもに「〇〇方」「方法」「手順」といった言葉で表現されます。

Goクエリ

Goクエリは、入力したキーワードのWebサイトにいきたい場合に該当します。

Goクエリの例

  • 銀座 カフェ
  • ラーメン 札幌
  • 楽天市場
  • 厚生労働省
  • ヒカル YouTube

Goクエリはおもに「地名+お店」「オンラインストア」「Webサイト名」などのキーワードで表現されます。

Buyクエリ

Buyクエリは、検索したキーワードの商品やサービスを購入したい場合に該当します。

Buyクエリの例

  • 通販 化粧水
  • uber eats 注文
  • iPhone14 購入
  • ウォーターサーバー 契約
  • ダンベル 通販

buyクエリはおもに「購入」「通販」「注文」といった言葉などで表現されます。

検索意図の調べ方

いよいよ検索意図の調べ方について解説します。

検索意図を調べる方法は、以下の5つがあります。

  • サジェストキーワードを調べる
  • 関連キーワードを調べる
  • 再検索キーワードで調べる
  • 検索結果の上位サイトを調べる
  • ヤフー知恵袋で調べる

どれも簡単にできるので、この章の内容を参考にぜひ実践してみてください。

サジェストキーワードを調べる

サジェストキーワードとは、検索窓に入力すると表示される候補キーワードのことです。

このサジェストキーワードから、検索意図をある程度読み取ることが可能です。

例えば「ブログ 始め方」と入力すると、下記のようなサジェストキーワードが表示されます。

・ブログ 始め方 無料

・ブログ 始め方 スマホ

・ブログ 初心者 何から始める

上記のサジェストキーワードであれば「無料でブログを始める方法が知りたい」「スマホでブログを始める方法が知りたい」という検索意図が読み取れます。

関連キーワードを調べる

関連キーワードも、検索意図を知る方法のひとつです。関連キーワードは、検索ページの下部に表示されています。

例えば「検索意図」と入力した場合、「検索意図 分析」「検索意図 調べ方」「検索意図 seo」などの関連キーワードが表示されます。

再検索キーワードで調べる

再検索キーワードとは、検索エンジン上で再検索されたキーワードを指します。再検索キーワードを調べることで、ユーザーの検索意図を把握するのに役立ちます。

キーワードを再検索するということは、閲覧した記事内にユーザーの知りたい情報がなかったと考えられるからです。

検索意図を知るには上位サイトを分析するのも大切ですが、再検索キーワードを調べ、上位記事にはない検索意図を知る必要があります。

再検索キーワードを調べるには「再検索キーワード調査ツール」を使います。

使い方の一例として「SEO対策」と入力してみました。

「SEO 対策 自分で」「SEO対策 費用」などのキーワードから察するに、「SEO対策に費用を使いたくないから、できるなら自分でSEO対策がしたい」というニーズが見えてきます。

再検索キーワード調査ツールは無料で簡単に使えるので、ぜひ試しに使ってみてください。

検索上位のサイトを調べる

検索意図を知るために、検索上位のサイトは必ず調べましょう。検索上位のサイトは、検索意図を満たしているから検索上位を取っています。

つまり上位サイトを調べれば、ユーザーの検索意図が簡単にわかります。

また、調べる際に上位サイトが「どんなユーザーに向けて書いているのか」も参考にしましょう。

ペルソナ設定をする際に参考になります。

ただし、検索上位のサイトをそっくりマネするとSEO的にマイナスになるので、注意してください。

ヤフー知恵袋で調べる

ヤフー知恵袋は、ユーザーのリアルな悩みが詳細に書かれているので、検索意図を詳細に把握しやすいです。

調べ方はとても簡単で、ヤフー知恵袋の検索窓にキーワードを入力するだけです。

一例として「ダイエット サプリ」で検索してみました。

ユーザーのリアルな悩みを知れるのはメリットですが、キーワードで検索しても必ずユーザーの悩みが見つかるわけではないのがデメリットです。

しかし、ユーザーのリアルな悩みがわかるのは検索意図を知るのに役立つので、積極的に使うことをおすすめします。

ペルソナ設定から検索意図を考える方法もある

検索意図を知る方法は、Google検索やキーワード選定ツールを用いるだけでなく、ペルソナ設定から考える方法もあります。

27歳のOLを例に、検索意図を見ていきましょう。

・年齢:27歳
・性別:女性
・職業:OL。3年前に転職
・年収:約350万円
・家族構成:父・母・姉・自分の4人家族
・夢:専業主婦。いつかマイホームがほしい
・悩み:仕事に対して大きな不満はないが、給料が良くないので副業を始めるか検討中
・趣味:ネットショッピング・旅行・料理
・日常生活:よく海外旅行にいくので、貯金できない。将来に備えて貯金したい
・検索したKW:「ブログ 始め方」

上記の例から検索意図を考えると、

「趣味ではなく、ブログで収入を得る方法が知りたい」
「ブログについてまったく知識がないから、一からブログを始める手順を教えてほしい」

などの検索意図が考えられます。

「ペルソナなんてうまくイメージできない」という方は、家族や友人などの知り合いをペルソナにする方法もあります。

知り合いであれば性格や年収、悩みや不満もイメージしやすいと思うので、ぜひ実践してみてください。

検索意図を調べるのに便利なツール3選

ここでは検索意図を調べる際に便利なツールを紹介します。

  • ラッコキーワード
  • キーワードプランナー
  • OMUSUBI

ラッコキーワード

ラッコキーワード」は、関連キーワードや複数検索語などを調べられるキーワード選定ツールです。

膨大なキーワードから、ユーザーの検索意図を調べられます。

また有料プランで契約すると、検索ボリュームも確認できます。

キーワードプランナー

キーワードプランナー」はGoogleが提供しているキーワード選定ツールです。

無料で使えますが、正確な検索ボリュームを知るにはGoogle広告を出稿する必要があります。

以下は「Google キーワードプランナー」で検索した結果です。

ご覧のとおり「1万~10万」「100~1000」など、無料版だとおおまかな検索ボリュームしかわかりません。

正確な検索ボリュームを知りたい場合は、Google広告に出稿するか「ruri-co」「GetKeyword」などのキーワード選定ツールを使う必要があります。

OMUSUBI

「OMUSUBI」は、検索したキーワードから関連キーワードを取得し、以下のようにキーワードを可視化してくれるツールです。

OMUSUBIを使えば、簡単に関連キーワードを整理できます。

検索意図の調べ方まとめ

検索意図の種類や調べ方について解説しました。

検索意図を調べるには、以下の5つの方法があります。

  • サジェストキーワードを調べる
  • 関連キーワードを調べる
  • 再検索キーワードで調べる
  • 検索結果の上位サイトを調べる
  • ヤフー知恵袋で調べる

まずはサジェストキーワードや、検索結果の上位サイトから検索意図を調べます。

次に、詳細な検索意図を調べるためにヤフー知恵袋や再検索キーワード調査ツールを用いて調べるのがおすすめです。

調べ方を理解したら、あとは実践して検索意図の調べ方を習得するのみです。

この記事で紹介した内容を参考にして、検索意図を調べる方法を習得しましょう。